第69回日本リウマチ学会総会(福岡)報告記

2025年4月30日 リウマチセンター統括部長

石川 肇

2025年4月1日からリウマチセンターは、経営とシステムの面で新発田病院と統合されましたが、リウマチ医療の中核を担う専門医療機関としての機能と体制は変わっていません。

4月24日から26日にかけて日本リウマチ学会総会が福岡で開催されました。私どもは、新潟県が誇るリウマチセンターとして、そのプレゼンスと実力を、全国レベルで大いにアピールしてきました。リウマチセンターからは17演題(共同演者を含む)があり、そのうち10演題は主演者としての発表でした。

学会に自ら参加し、演題発表をして意見交換を行うことは、最新情報を得るだけでなく、自己のスキルアップにつながることになります。リウマチ患者さんに“トータルマネジメント”を施していくには多職種連携によるチーム医療の発展と充実が必要です。私はその実践に向けて、医師だけでなくスタッフの方々とともに、これからも学術面で積極的に学会、研究会に参加して研鑽を深めていくことを願っています。

福岡国際会議場(学会場)前の看板

4月24日には恒例の村チル(村澤チルドレン)の会が福岡市内のレストランで開かれました。これまでリウマチ研修・研究医としてリウマチセンターで仕事をされた医師106名(新潟県内:60名、県外:46名)のうち、今回は20数名の村チルが全国各地から終結し、懇親を深め、楽しい時を過ごすことができました。

村チルの会参加の皆さま(マンジャーモの前にて)

今後も、地に足をつけながら、リウマチ患者さんのために全国レベルでの仕事が継続して行われ、リウマチ診療体制が効率よく発展していくことを願っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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