令和4年度 卒後2年目研修

4C病棟です。

12月14日に卒2研修(新卒2年目の看護師が受講する研修)ケースレポートの発表がありました。

「転倒リスクが高い患者さんへの援助」と「自宅退院を目指した介護指導」についての発表でした。

 

「転ばない、大丈夫。」と言われる患者さんも、慣れない環境や手術の影響で転倒することがあります。今回の症例は、ご自宅でも何回か転ばれている転倒リスクの高い患者さんでした。

他職種と情報共有し、患者さんの状態に合わせたケアを行い、手術後も転倒せずに退院することができました。

患者さんが安全に安心して療養生活が送れるように関わることの大切さを改めて感じました。

 

自宅退院を目指した介護指導では、患者さんの「そのひとらしさ」とは何かを考え、ご家族と共に自宅退院に向け取り組むことができた症例でした。

患者さんが、ご自宅でうれしそうに過ごす姿が思い浮かぶ発表でした。

患者さん一人ひとりが大切にしているものは何かを捉え、寄り添う看護をこれからもしていきたいと感じました。

 

今回の研修では、「看護過程を踏まえた個別的ケアが実践できる」を目標に取組んできました。支援してくれた先輩看護師からは、これまでの看護過程を振り返り、卒2の方への温かい言葉と、3年目に向けた激励の言葉をいただきました。悩んだり迷ったりしながらも、確実に成長している姿が感じられた発表会でした。

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